とちぎ蔵の街美術館:昆虫の詩人ファーブル展
とちぎ蔵の街美術館:昆虫の詩人ファーブル展
2010年8月3日(火)~2010年9月26日(日)まで
とちぎ蔵の街美術館にて、
「昆虫の詩人 ファーブル展 -『ファーブル昆虫記』の世界-」を開催します。

南フランスの小村サン・レオンに生まれたジャン=アンリ・ファーブル(1823-1915)が
教師を勤めながら物理学、化学の普及書を著した後、様々な昆虫の視察をおこない、
その生体の研究成果をまとめて発表したのが、有名な「昆虫記」(全10巻・1879-1907)です。
ファーブルは、ほぼ同時代のダーウィンによる「種の起源」とは別の立場に立ち、
フンコロガシ、ゾウムシといった地味ながら奇妙な習性をもつ昆虫を独自の方法で観察し、
それらの行動の謎を解き明かしました。日本でも、1922年(大正11年)に大杉栄が訳出した「昆蟲記」以降、
ファーブルの「昆虫記」には数々の翻訳書、解説書が出版され、
その謎解きの過程と叙述の面白さによって、研究者にとどまらない幅広い層に読み継がれています。
そして、「昆虫記」の10巻目が出版されてから100年を経た今日でも、「昆虫記」とファーブルのまなざしは
昆虫学だけでなく文学、芸術の分野にも有形、無形の財産を残し、新しい創作活動の源となっているのです。
「昆虫記」をはじめとするファーブルの著作の多くは、
パリの出版人シャルル・トラグラーヴが世に送り出しましたが、
本展では、「昆虫記」の図版にも用いられたファーブルの息子ポール=アンリ・ファーブルの写真など、
ドラグラーヴ出版のコレクションを中心に、初公開の作品、資料を含めて約80点を展示いたします。
さらに今回は、ファーブルに影響を受けながら、「昆虫記」の世界を独自の角度で捉えて表現している
今森光彦の昆虫写真や「昆虫記」をテーマにしたフィギュアを用いたジオラマなどを加え、
ファーブルと「昆虫記」の周辺を、その多様な作品と資料によって振り返ります。
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)・9月24日(金)
観覧料:一般/大・高校生...500[300]円 小・中学生...200[100]円
※観覧料[ ]内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名、未就学児は無料
※土曜日は栃木市内の小・中学生は無料
※毎月第3日曜日は「家庭の日」のため栃木県内の小・中学生は無料
主催:とちぎ蔵の街美術館 指定管理者NPO法人アート・ビオトープ
後援:フランス大使館 栃木市 栃木市教育委員会 朝日新聞宇都宮総局 毎日新聞社宇都宮支局 読売新聞宇都宮支局
下野新聞社 東京新聞宇都宮支局 産経新聞宇都宮支局 NHK宇都宮放送局 株式会社とちぎテレビ 栃木ケーブルテレビ
社団法人 日本国際児童図書評議会(JBBY) 岩波書店 集英社 小学館 新潮社
特別協力:ドラグラーヴ出版 アヴェロン県議会 埼玉大学図書館 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
協力:日本航空 カトーレック株式会社 ファーブル記念館(サン・レオン)
イオンリテール株式会社ジャスコ栃木店 福田屋百貨店栃木店
企画協力:イデア教育文化研究所 株式会社イデッフ
監修:塩田浩平(京都大学理事・副学長) 斎藤泰弘(京都大学名誉教授)



