個人で出来る将来のための資産形成には、色々なタイプの商品があります。
投資信託、年金保険、国債など運用できる商品は色々ありますが、その中でも最近注目されているのが個人の確定拠出年金iDeCoです。
iDeCoは将来もらえるであろう公的年金に、上乗せするための選択肢として作られたもので、基本的には20歳~60歳の方なら誰でも加入することができます。
企業が運営している場合もありますが、個人でも加入が可能なので、自営業の方や専業主婦の方も加入が可能。
iDeCoを行うには、金融機関が取り扱っている運用商品を選択しなければ意見ません。
どこの金融機関の商品が良いのか、自分にあった金融機関を選ぶことから始まるのです。
ゆうちょ銀行でもiDeCoの商品は取り扱っていますが、どんな特徴があるのでしょう。
ここではゆうちょ銀行のiDeCoの特徴、商品ラインナップ、口コミなど詳しく紹介します。
確定拠出年金iDeCoとは何か
ゆうちょ銀行のiDeCoの特徴を紹介する前に、確定拠出年金iDeCoの制度について紹介します。
iDeCoは国民年金、厚生年金と組み合わせることが出来、年金の上乗せを行うことができます。
自営業者、会社員、専業主婦等で組み合わせは違ってきますので、掛け金の限界の金額も変わります。
仕組みとしては、毎月一定額の掛け金を拠出、自己責任で選んだ商品の運用を行って、成果によって60歳過ぎにもらうことが出来る給付金の額が決定します。
受け取る時は、年金としてまたは一時起因として、そして年金と一時金を分割してという受け取り方が可能。
2018年の1月からは、掛け金の拠出を1年の単位で考えることになり、任意に忌めた月にまとめて拠出することも可能になりました。
iDeCoのメリット
iDeCoのメリットといえばなんといっても3つの税制メリットです。
他の保険年金や、定期預金にはない税制優遇があります。
拠出時
毎月かける掛け金の金額は、全額が所得控除の対象となります。
所得控除の対象となるということが住民税、所得税が軽減されます。
運用時
運用益は全額非課税です。
ここでの運用益には配当、及び売却益、定期預金のリスクも低まれます。
通常は年金資産に対しても特別法人税である1.173%の税金が課されますが、現在まで課税が凍結されています。
給付時
iDeCoは、60歳を過ぎてから受け取りますが、その受取方にも色々あり、控除の対象となるのもそれぞれ。
老齢年金として受け取る場合は、公的年金等控除の対象。
一時金として一括で受け取る場合は、退職所得控除が適用されます。
ポータビリティ
iDeCoのメリットのひとつに資産運用を継続することが出来るというのもあります。
退職金や年金の場合は、転職や離職した場合、いったん清算されて新しい職場で一から始めることになります。
iDeCoの場合は、年金資産の持ち運び、継続が可能。
それまでに積み立てた年金資産を解約することなく、引き続き運用が可能なのです。
iDeCoのデメリット
今まではメリットを中心に紹介しましたが、ここでは知っておかなくてはならないiDeCoのデメリットについて紹介します。
自己責任で行う
商品を選ぶのも運用するのも加入者自身が行います。
収益はもちろん加入者が責任を持って判断した結果ですし、収益が上がらなくて元本われの可能性も0ではありません。
年金資産が掛け金額をしたまわる場合もありますので、必ずリスクを考えて運用しましょう。
元本が確保された商品もありますので、要望によって組み合わせて運用します。
60歳まで引き出し出来ない
基本的には60歳を過ぎるまで引き出すことは出来ません。
掛け金は生活に無理に無理のない範囲で、掛ける必要があります。
何か非常事態があった場合も引き出すことは出来ないので、iDeCoだけではなく、定期預金、年金保険など分割して積み立てるのがお勧めです。
各種手数料がかかる
iDeCoを行うためには、金融機関に払う手数料口座管理費など、様々な手数料がかかります。
金融機関を選ぶときには、手数料にイクラかかるのかを必ずチェックして、確認しましょう。
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ゆうちょ銀行のiDeCoについて
iDeCoの概要がわかったところで、次はゆうちょ銀行で行っているiDeCoについて紹介します。
ゆうちょ銀行では「ゆうちょAプラン」と呼ばれるiDeCoを取り扱っています。
各機関に委託
ゆうちょのiDeCoは書く運営機関に委託して業務を行っています。
プロに委託することで、スムーズに管理運営が可能になります。
例えば、コールセンターは、三井住友海上火災保険㈱と共同でおこない、わかりやすく疑問を解決。
もちろんゆうちょAプラン専用紹介用のコールセンターも設置されていますので安心。
コールセンターへの電話はフリーダイヤルで、携帯電話、PHSからも無料で問い合わせが可能です。
運用がスムーズ
運用の指図は、webサイトもしくはコールセンターで随時可能で、年金の試算額についてもインターネットとコールセンターで紹介が可能です。
また、確定拠出年金、残高のお知らせは、毎年12月末に資産状況と取引履歴を記載してお知らせしています。
自分の運用状況がわかるので、安心して任せることが出来ますね。
給付について
ゆうちょのiDeCoには、給付の種類が老齢給付金、障害給付金、死亡一時金の3種類があり、様々な受け取り方が出来ます。
年金もしくは一時金として受け取ることが出来、受取方法も選ぶことができます。
ゆうちょ銀行のiDeCoの手数料
手数料は「加入者」と「運用指図者」とでは変わります。
加入者というのは、毎月掛け金を拠出しながら年金氏資産の運用を行う方のこと。
そして運用指図者というのは、掛け金を拠出せずに、これまで積み立てた年金資産の運用のみを行う方のことをいいます。
ゆうちょ銀行iDeCoの手数料について紹介します。
・加入者
加入手数料(初回のみ)2,829円
掛け金収納手数料:1回あたり105円
年金資産管理等手数料:月額66円
運営管理期間手数料:月額259円
・運営指図者
加入手数料(初回のみ)2,829円
年金資産管理等手数料:月額66円
運営管理期間手数料:月額259円
・その他の手数料
給付時手数料:440円
還付時手数料:1048円+440円
ゆうちょAプランの運用商品
運用する商品のラインアップについて紹介します。
自己責任においてお好きな商品を選択、組み合わせて運用が可能。
商品の割合の変更、預け変えはいつでも変更可能。
色々なタイプの商品がそろっていますので、自分の要望に合わせて商品を選びます。
投資信託(元本変動型商品)
投資信託は元本の保障がない、運用商品のこと。
一定のリスクが伴いますが、長期的な運用で利益が期待できます。
積極的に運用利益を増やしたい方に向いている商品です。
少額の資金で株式、債券に投資することができ、分散して購入することでリスクを抑えることが出来ます。
運用は運用会社の専門家が実施して、運用による利益や損失が還元される商品です。
○バランス型 資産固定型
・JP4資産バランスファンド(DC)
・野村世界6資産分散投信(DC)安定コース
・野村世界6資産分散投信(DC)インカムコース
・野村世界6資産分散投信(DC)成長コース
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
○バランス型 低リスクアロケーション型
・リスク抑制世界8資産バランスファンド(DC)
・JP日米バランスファンド(DC)
○バランス型 ターゲットイヤー型
・野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2030
・野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2040
・野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2050
・野村資産設計ファンド(DC・つみたてNISA)2060
○バランス型 資産配分比率変更型
・MHAMスリーウェイオープン
・ダ・ヴィンチ
○国内債権 パッシブ
・日本債券インデックスファンド(個人型年金向け)
○国内債権 アクティブ
・野村日本債券ファンド(確定拠出年金向け)
○海外債権 パッシブ
・海外債券インデックスファンド(個人型年金向け)
○海外債権 アクティブ
・ブラックロック・ワールド債券ファンド(為替ヘッジなし)
○国内株式 パッシブ
・TOPIXインデックスファンド(個人型年金向け)
○国内株式 アクティブ
・ニッセイ日本株ファンド
・DC・ダイワ・ジャパン・オープン(確定拠出年金専用ファンド)
・フィデリティ・日本成長株・ファンド
○海外株式 パッシブ
・DC外国株式インデックスファンドL
・ステート・ストリートDC外国株式インデックス・オープン
○海外株式 アクティブ
・セゾン資産形成の達人ファンド
○国内リート パッシブ
・Jリートインデックスファンド(DC)
○海外リート パッシブ
・DIAM外国リートインデックスファンド<DC年金>
預貯金(元本確保型商品)
・確定拠出年金定額貯金(株式会社ゆうちょ銀行)
・確定拠出年金定期貯金(1年)(株式会社ゆうちょ銀行)
・確定拠出年金定期貯金(3年)(株式会社ゆうちょ銀行)
・確定拠出年金定期貯金(4年)(株式会社ゆうちょ銀行)
・三井住友信託DC固定定期5年(三井住友信託銀行株式会社)
・三井住友信託DC変動定期5年(三井住友信託銀行株式会社)
・確定拠出年金専用定期預金「ベストテン」(三菱UFJ信託銀行株式会社)
・確定拠出年金通常貯金(株式会社ゆうちょ銀行)
ゆうちょ銀行iDeCoの口コミ
将来の生活についてリアルに想像したことがなかったのですが、これからの時代、子供に迷惑を掛けないためにも将来の資産設計について本気で考えなければいけないと思っていました。
ちょうど、郵便局の保険について相談しに行った時に、年金や投資について考えているという話しをして、後日電話がかかってきて、確定拠出年金を勧められました。
ゆうちょでは、投資信託、変額年金保険、国際など様々な資産運用のプランがありますが、その中でも今人気なのが、確定拠出年金iDeCoなんだそうです。
ゆうちょで行っているiDeCoなら、いつもお世話になっているし、少ない額からはじめようかと思って、話を聞きに行きました。
iDeCoのことは、なんとなく知っていましたが、実際には思っていたのと全然違いましたね。
年金の積み立てを行う、年金保険と代わりがないと思っていましたが、iDeCoは商品を選んで運用するという、投資の意味が強いと思います。
もちろん、商品の選び方しだいでは安全に運用することが出来ますが、それだと運用益はほとんどないと考えても良いでしょう。
定期預金の利息と変わらないのではないでしょうか。
それでも、定期預金よりiDeCoの元本確保型の商品のほうがお勧め。
それは、税制優遇がiDeCoにはあるからで、掛け金はすべて所得控除の対象となりますし、運用益は非課税に、受取も各種控除適用されるから、iDeCoで運用した方がお勧めなのです。
私は、今まで投資や株などリスクが伴うことをやったことがありません。
元本よりも少なくなったら怖いですし、自分はそういう才能がないのもわかっていました。
ただiDeCoは組みあわせによって、リスクを減らした運用も可能というのが通常の投資とは違うところだと思います。
40代ではいるということで、長期的な運用もまだ可能ですし、投資信託の中にも色々なタイプの商品があることを知りました。
元本確保型の商品と、投資信託のバランス型で手堅く運用していこうと思います。
ゆうちょのiDeCoは、手数料もそれほど高くはないですし、なによりサポートが手厚くて良いと思いました。
iDeCoの場合60歳過ぎないと給付されません。
そのために、自然と長い付き合いになるので、金融機関が信頼が出来てサポートや対応がよいところを選びたいです。
知名度も高く、信頼できるゆうちょだったからこと、ここでiDeCoをはじめようと思ったのです。
確実に掛け金を払えるように、最初は10,000縁の掛け金から始めることにしました。
iDeCoにはいって、どのくらいの掛け金で、将来どのくらいもらえるのかというシミュレーションも行うことができましたし、将来の生活のことを妻ともよく話し合うきっかけになりました。
今年1年iDeCoを運用して、どんな感じか様子を見て、本当に良いなと思ったら、来年は、妻にもiDeCoに入ってもらおうと思っています。
妻は専業主婦ですが、基本的に20歳~60歳までの人が加入できるのがiDeCo。
専業主婦でも加入が可能ですし、専業主婦のほうが、サラリーマンより公的年金に入っている額が少ないので、iDeCoの掛け金の限度額はあがります。
将来のことは、家族でしっかり考えておくべきですし、iDeCoに加入して、なんだかしっかりやっていこうという気持ちになってよかったと思います。
iDeCoには入ろうと思ったのは、やっぱり公的年金だけでは、老後仕事やめた時に余裕を持って暮らしていけないかなと思ったからです。
今は、仕事をリタイヤしても第二の人生で仕事をする方も多く、生きがいがあって健康に暮らせそうです。
でも、実際に自分がその年齢になった時に、果たして働く気力があるのか、仕事があるのか、などを考えると、今うちから備えておくべきだと思います。
将来、家族が暮らしていくためにはどのくらいのお金が必要なのかというのも、今回初めて調べました。
その金額を見ると、妻と私の年金だけでは余裕があるくらしは出来ないと実感。
そこで年金の上乗せを考えた時に、iDeCoが良いかなと思ったのです。
iDeCoをはじめる時に悩むのが、どこの金融機関でやったら良いのだろうかということです。
様々な銀行、証券会社、保険会社でiDeCoは取り扱っています。
iDeCoは30歳からはじめると約30年の運用が必要で、金融会社には長期間お世話になることになります。
加入する時に対応が丁寧なだけではなく、運用している時のサポートも大切ですし、長期間の運用となると、その会社が大丈夫かどうかというのも気になりますよね。
そこで選んだのはゆうちょ銀行のiDeCoです。
電話でわからないことを聞いたときも、とても丁寧に対応していただきましたし。
ゆうちょなら大丈夫かなという安心感もあります。
また、ゆうちょのiDeCoで取り扱っている商品は、元本確定が他の商品も色々な種類があります。
ゆうちょ銀行のiDeCoは、三井住友信託銀行と共同で行っているので、ゆうちょの商品だけではなく三井住友信託銀行の商品もあります。
投資信託も色々なタイプの商品がそろっていて、バランス型も数種類ありますし、国内債権、海外債権、国内株式、海外株式といろいろ。
リスクの高さは、商品によって違いますが、その組み合わせをすることで、リスクの分散が可能。
バランス型の商品はリスクを分散できて、初心者におすすめの商品ということで、バランス型の商品を中心にいくつかの商品を選びました。
運用している時は、画面で動きや実績も確認することが出来ますし、初心者でもゆうちょ銀行ではじめるならやりやすいと思いますね。
将来に備えるには、iDeCoだけに頼らずに他にもいろいろ考えたいと思います。
もちろん、積み立てばかりを加入して生活に負担がかかるのはダメですが、できるだけ将来のために備えたほうが安心できるというのを痛感。
いつ病気になって働けなくなるかもわからないですし、色々なことに備えて、安心して生活して行きたいです。
投資や運用というと、すごくリスクがつきもので自分には縁がないものだと思っていました。
今まで株もFXの類もやってことがなかったので、iDeCoも年金の積み立てといっても自分で商品を選択して、運用するという仕組みを聞いて、私には無理だろうなとあきらめ。
身近な友達がiDeCoを始めて、色々聞いているうちに、これなら自分でもリスクを大きくしないで運用できるかもしれないと思い始めます。
私の場合は、自営業なので退職金が出ませんし、年金も本当に少ししか期待できません。
前から、将来のために備えなければという思いがあって、定期預金などで貯めていましたが、何かあるとすぐにおろしてしまい、結局ほとんど貯まっていない状態。
そんなときにiDeCoの概要を勉強して、60歳までおろすことが出来ないというのは、私にとってはメリットに感じました。
いくつかの金融機関から資料を請求して、どこにしようか悩みましたが、結局コールセンターの対応がよくて、親切にそしてわかりやすくiDeCoのことを説見エイしてくれたゆうちょ銀行に決めました。
ゆうちょ銀行なら色々お世話になっていますし、信頼することが出来るので安心。
また、ゆうちょ銀行のiDeCoは、三井住友海上火災保険会社と連携しているので、大手が協力して行っている点でも信頼感がありますね。
金融機関選びの条件に手数料を挙げる人も、多くいますが、私は手数料よりも商品のラインナップの方が大切だと思っています。
商品の組み合わせによって、iDeCoの運用のリスクも分散できますし、商品の数そして色々なタイプの商品をあつかっているのがとても大切。
組み合わせによってリスクを回避できますし、元本が減らないタイプの商品もたくさんあつかっているのも良いと思います。
iDeCoの場合、運用の割合、諸品の預け変えはいつでもすぐに可能。
自分の責任で選ぶといっても、バランス型を選んで、元本が固定のタイプと組み合わせてみると、安定した運用益が得られそうです。
また、60歳まで運用するということは、長期で運用益を見ていく必要があります。
短期間の場合は、元本を割る時期があるとあせりますが、20年30年の長期で見ていくと、あがる商品が多いですよね。
商品を選ぶときに、実績や、選定理由も確認することが出来ますので、参考にして選ぶようにしました。
今までは、運用、投資というと怖くて、手をつけませんでしたが、今はなかなかおもしろいものだなと心境にも変化が出ています。
自営業の方にiDeCoがお勧めなのは、掛け金の限度額が会社員よりも高いですし、税制優遇があるから。
自分で確定申告をするときに、この税制優遇はとてもメリットが大きいと思います。
所得税、住民税が減税されますし、iDeCoの運用益には、税金がかかりません。
60歳になって受け取る時にも、控除がききますので、はじめるのがお勧め。
今まで、自営でやっているといつも将来の不安が付きまとうのですが、ひとつでも積み立てを始めて安心の材料が増えたので、仕事をやっていく張り合いにもなっています。
掛け金を決めるときだけ、限度額が高いから、将来に備えるためといって、高い金額に決めるのは注意が必要。
払えなくなったときとても大変なので、生活に支障がでない程度、余裕を持って掛け金を決めてください。
私も最初は最低金額5,000円で始めましたが、今年はもう少しアップしようかと思っています。
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